【メンテナンス】ワイヤー交換しませんか?
by: 古谷野 穣治

お持ち込みでよくあるのがインナーワイヤーが切れてしまったという症状。ワイヤーの劣化が主な原因です。

年に一回の交換をおすすめします。

 

今回は私物のMTBが使用し始めて一年たったのでシフトのワイヤー交換を行いました。

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用意する工具はこちら。左からニッパー、プラスドライバー、ワイヤーカッター、シマノ社シフトケーブル用グリス。

画像にはありませんがあと、6角レンチセットで交換可能です。

 

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今回使用するのがシマノ純正のセカンドグレードのケーブル(¥582)です。ケーブルにコーティングが施されているのでワイヤーの引きがなめらかになります。今回は左右両方とも交換するため2つになります。

 

では作業に入ります。

 

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まず、前のギアと後ろのギアを一番小さいギアにして下さい。

 

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変速機のケーブルを止めているボルトを緩めます。

 

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シフターの裏側に画像中央部のような十字を切ったパーツがあると思います(あくまでフラットバーシフターの場合)。

このパーツをプラスドライバーで回して外します。あくまでキャップのようなパーツですので、すぐに取れるはずです。

 

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インナーワイヤーのタイコ部分が引き出せるはずです。ギアを一番小さくしないと取れませんので気をつけてください。

どんどん引いていけばインナーワイヤーが取れるはずです。

 

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半年ほど前にパッケージデザインが変更になりましたが。シマノケーブルグリスです。新しいワイヤーにはこのグリスを塗りましょう。これを塗らなとでは雲泥の差が出ます。ちなみにこのパッケージ(50g)で¥1,880します。少しお高い・・・。

 

新しいケーブルを入れてあげて、ボルトで固定してあげて、余ったケーブルをワイヤーカッターで切ってあげて、

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付属のエンドキャップをニッパーで軽くかしめてあげて固定してあげればOKです。ケーブル外した際にとったキャップをかぶせるのもお忘れのなく。

後は変速の調整を行えば作業は終了になります。今回はワイヤー交換のご紹介ですのでまた今度ご紹介しようと思います。

 

今回はフラットシフターを例にしましたが、ロードバイクの場合はブラケットカバーをめくってあげればOKです。

ですが、ロードの場合バーテープが巻いたままケーブルを入れてあげてもうまく入らない場合がほとんどですので一度バーテープとケーブルを外して交換したほうが良いです。各メーカー・モデルによってワイヤー出口が異なりますので探ってあげてください。

 

このいずれかの項目の作業に自信のない方はお店にお持込みください。お店で作業させて頂きます。

工賃は片方¥1,600になります(調整料込み・ワイヤー代別)。

 

 


トリビア

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よくワイヤーは初期状態から伸びる・伸びると言われますが、実際にはアウターケーブルが縮んでいるだけなのです。

指に持っているのがアウターワイヤー。その先端に中身が少し露出しています。アウターのゴムの素材が縮んでいると言う事です。

これによって初期状態から変速の調子が悪くなる場合があると言う事です。

決して伸びてはいません。

 

 

 

2013/5/1 古谷野

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